MONO FACTORYでは石材の補修をすることも。
愛着のあった石壺などの補修をお手伝いできるかも知れません。
石の状態、材質、質感にもよりますが石材の補修・欠損補修の作業依頼が入ることがあります。
石材補修は独学と陶器づくりで培った創造性によるものですが非常にいい線まで直すことができるようになっております。
-お引渡しまでのお時間- 1週間~1ヶ月(作業内容により要相談)
自営業をしてアトリエを開いていると様々な相談をいただきます。そのひとつに石材補修があります。ネットで探してみても中々修復依頼を受け付けている店もなくあったとしても数十万円と非常に高価。石材補修の専門家ではありませんがここで紹介したレベルの補修でしたら相談に乗ることができます。このページでは、そんな案件からご自宅に数百年あったという石壺の補修を紹介してきます。*硬化が非常に早いため写真点数が少ないです。すみません。
左の写真、壺の約3分の1が大きく割れしかもその一部(約4分の1部分)が欠損しています。材質などを確認したのちなるべく近い石を入手します。このケースのときは富士山まで行って似たような石をいくつか探してきました。その石を大中小に大きく分け、細かく打ち砕いた粒状の石も用意。壺の欠損部分に合うようにディスクグラインダーで大まかにカットします。さらに鑿で凸凹が合うように加工。
まずは現状ある割れた石を貼りつけ、その後、欠損部分に前後から網を貼ります。矢印が示している部分が接続部分。なかなか他の部分と見分けがつきずらくありませんか?そのまま樹脂と硬化剤をつけ貼り合わせただけではコンクリートの継ぎ目のようになってしまうので粒状の石を組み込んだり磨いたり砕いたりとじっくりとしかも素早く加工していきます。
左右の青いラインの間が欠損部分を修復したあと。パーツも何もないところから残った本体の石の質感に似せ修復していきます。数百年の風合い出ていますでしょうか?まず石を大まかにパズルのように組み、前後に網をはり隙間にさらに石をピンセットで詰め込んでいきます。その後、樹脂材と硬化剤を混ぜ合わせたものを隙間に充填。このままですといかにも修復しましたといった形で見栄えが悪いので上の写真の工程で行った技術でぼかしを入れていきます。
完成後の写真です。写真に見えている壺の前面中央から上部が修復作業をしたところです。また、時が経ち苔などが生えてくればさらにいい雰囲気になるのではないでしょうか?ご依頼主にも非常に満足いただけたお仕事となりました。
石材の補修等のご依頼でお悩みの方はお気軽にどうぞ。
MONO FACTORY
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〒413-0231静岡県伊東市富戸1020-648
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伊豆高原駅→TAXI約6分(3.5km)
バス→桜並木口より10分「光の村」下車
お車→熱海方面からお越しのお客様はぐらんぱる公園を過ぎて2つ目の信号を右折、200mほど先です。Parking 12台
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